12月3日にBtoBコミュニケーションセミナー「ドローン事業の壁～なぜドローンビジネスが軌道にのらないのか」をオンラインで開催しました。講師は一般社団法人日本ドローン協会代表理事の榎本幸太郎さんで、拡大するドローン業界の展望についてお話いただきました。「ドローンは空飛ぶロボットだ」とし、ラジコンヘリコプターの延長にあるのではなく、技術革新が進み、航空法などの規制下にある今は、有人飛行機に関わるのと同等と言っていいほどの操縦技術と知識、経験が必要なのだそうです。そうした理解が足りないことが、ドローンを事業化する上での足かせになっていると解説しました。ハード面では中国企業が圧倒的なシェアを持っている状況ですが、ドローンを飛ばすことで得られる膨大な情報や技術の進歩は、日本の産業界が大きく発展する基盤になるとエールを送っていました。